【保存版】バンド練習の質が劇的に変わる!「Entique」での3年間で学んだスタジオ効率化の全技術

バンド

🎸 はじめに:スタジオの「2時間」は、ただ音を出す時間ではない

スタジオでのリハーサル。2時間、3時間と予約して、なんとなく曲を1、2回通し、少し雑談をして、最後にもう一度通して終わる……。心当たりはありませんか?

大学サークルでのリードギター時代、私はまさにそんな「なんとなく練習」を繰り返していました。しかし、現在活動しているバンド”Entique”での3年間を通じて、私は「プロの現場に近い効率的な練習法」の重要性に気づきました。スタジオ代は決して安くありません。そして何より、私たちの時間は有限です。

この記事では、リードギターとギターボーカルの両面を経験した私が行き着いた、「ライブ直後にメンバー全員が手応えを感じるための練習術」をすべて公開します。







なぜあなたのバンド練習は「なんとなく」で終わってしまうのか?

⚡️ ポイント:「個人練習」と「合わせ」の境界線を引く

  • スタジオは「合わせ」の場所: 最大の誤解は、スタジオに入ってからフレーズを確認し始めることです。練習は家で。スタジオは「アンサンブル(調和)」を確認する場所です。
  • スマホ1台で「客観視」する: 2020年代以降、録音環境は劇的に進化しました。2時間の練習中、一度も自分たちの音を録音して聴き返さないのは、スコアボードを見ずに試合をするようなものです。
  • 「音作り」の時間は最小限に: スタジオに入ってから20分もエフェクターをいじっているようでは、他のメンバーのモチベーションを削いでしまいます。

ポイントのまとめ 効率的な練習の正体は、「準備」と「フィードバック」です。サークル時代、私は自分のソロが目立つことばかり考えていましたが、Entiqueでの3年を経て、「バンド全体の音がどう重なっているか」を確認することこそが、スタジオ練習の真の目的だと確信しました。


🛠 解決策:Entique流・スタジオ練習を最大化する3つのステップ

  1. 「練習メニュー」を共有しておく: スタジオに入る前日までに、「今日はどの曲を、何の目的でやるか」をグループチャットで決めておきます。新曲の構成確認なのか、ライブに向けたセットリストの通しなのか。目的が決まれば、スタジオに入った瞬間からギアを全開にできます。
  2. 「部分練習」を恐れない: 曲を最初から最後まで通すだけでは、ミスは減りません。サビ前の繋ぎ、アウトロのフェードアウト……苦手な「数小節」だけを、メトロノームを使って何度も繰り返す。この地道な作業が、ライブ当日の安心感を作ります。
  3. 「録音→即座にミーティング」のルーティン: 一通り合わせたら、一度録音したものをメンバー全員で聴きます。「歌に対してギターが大きすぎる」「ドラムとベースがズレている」といった事実を、録音という「証拠」を元に話し合う。これが最強のレベルアップ術です。

解決策のまとめ 2時間のスタジオなら、後半の30分をこの「聴き返しと修正」に充ててみてください。ただ5回曲を通すよりも、1回録音して徹底的に修正する方が、バンドのクオリティは10倍早く上がります。


🎤 実体験:Entiqueの音が変わった「沈黙の15分」

ある日の練習で、どうしても曲のサビのグルーヴが合わないことがありました。いつもなら「もう一回やってみよう」で終わるところですが、その日は一度楽器を置いて、全員で録音を聴き直しました。 すると、リードギターの私(当時)のフレーズが、ボーカルのメロディと完全にぶつかっていたことが判明。その場でフレーズを微修正し、再度合わせたら……鳥肌が立つほど音がピタッとハマったんです。あの瞬間の快感は、今でもバンドを続ける原動力になっています。







ギターボーカルがリードする「現場のコミュニケーション術」

バンド練習を効率化するのは、機材や練習メニューだけではありません。最も重要なのは、メンバー同士の「言葉のキャッチボール」です。

特にギターボーカルは、バンドの顔であり、楽曲のメッセージを司る立場。サークル時代のリードギター経験があるからこそわかる「弾き手のプライド」と、現在の「歌い手としての理想」をどう調和させるか。Entiqueの現場で磨かれた、メンバーのモチベーションを爆上げするコミュニケーション術をお伝えします。

⚡️ ポイント:否定ではなく「提案」と「リスペクト」

  • 「ここダメだね」を封印する: ミスを指摘するだけの練習は空気を重くします。「ここ、歌をもっと立たせたいから、ギターの音を少し落としてみない?」という、共通のゴール(=良い曲にする)に向けた提案に変えるのがコツです。
  • リードギターの「こだわり」を尊重する: 2年間のリードギター経験があれば、ソロやフレーズにかける想いがわかります。無理に直させるのではなく、「そのフレーズ、かっこいいね。でも歌とぶつかるから、1オクターブ上で弾いてみるのはどう?」と、相手の技術を認めた上で方向性を探ります。
  • 「褒める」をルーティンに: 良い演奏ができたときは、曲の途中でも「今の完璧!」と声を出す。このポジティブな反応が、スタジオの熱量を一気に引き上げます。

ポイントのまとめ バンドは「音の会話」ですが、その土台には「言葉の信頼関係」があります。ギターボーカルが一方的に指示を出すのではなく、メンバー全員が「自分の音でバンドを支えている」という実感を持てるような空気感を作ること。それが、Entiqueが3年間、熱量を持って走り続けられている最大の理由かもしれません。


🛠 解決策:Entique流・明日から使える「マジックフレーズ」

  1. 「今の、録音で確認してみようか」: 意見が食い違ったときは、自分の主観で押し通さず、録音という「第三者の視点」を入れます。客観的な事実(録音)を一緒に聴くことで、感情的な対立を避け、冷静な改善案が出てくるようになります。
  2. 「ここは、お前に任せたい」: ギターボーカルが全ての主導権を握るのではなく、ソロの構成やリズムの解釈をメンバーに委ねる部分を作ります。責任を分担することで、メンバーの「当事者意識」が劇的に高まります。
  3. 「ありがとう、今の合わせやすかった」: 練習の終わりには、具体的な感謝を伝えます。「今のベース、歌に寄り添ってくれて助かった」といった一言が、次の個人練習へのモチベーションを支えるのです。

解決策のまとめ コミュニケーションの質が変われば、スタジオの2時間は「作業」から「クリエイティブな時間」へと変わります。サークル時代の私は、自分の指先ばかり見ていましたが、今の私はメンバーの表情を一番見ています。メンバーが楽しそうに弾いているとき、そのバンドの音は必ず観客に届くからです。

🎤 実体験:沈黙を破った「言葉」の力

Entiqueを始めたばかりの頃、演奏が噛み合わず、スタジオがどんよりした空気になったことがありました。当時の私は焦って「もっとこうして」と要求ばかり。でも、一度深く呼吸をして、「この曲、みんなで最高のものにしたいんだ。どうすればいいか、意見をくれないかな?」と本音で話しました。 そこからドラムやベースからも積極的な提案が出るようになり、結果として当初の想像を超えるアレンジが完成しました。フロントマンが「弱さ」や「相談」を見せることも、良いチームを作るための勇気なのだと学びました。







【まとめ】週末の練習を最高にするためのチェックリスト

ここまで、私がサークル時代とEntiqueでの活動を通じて学んだ「練習の効率化」と「コミュニケーション」についてお伝えしてきました。

知識を得るだけでなく、それを「行動」に移してこそ、あなたのバンドの音は変わります。明日のスタジオからすぐに使える、「最強の練習チェックリスト」をまとめました。

⚡️ ポイント:スタジオの「外」と「中」でやるべきこと

  • スタジオに入る前: 個人練習を完璧にするのはもちろん、「今日の目標」をメンバーと共有しましたか?
  • スタジオの中: 録音の準備はできていますか?音を出していない時間に「対話」をしていますか?
  • スタジオを出た後: 録音をその日のうちに聴き返していますか?

ポイントのまとめ バンド練習の質を上げるのは、高度な音楽理論でも高価な機材でもありません。「準備・対話・復習」というシンプルなサイクルの徹底です。これを継続できているバンドは、1年後、驚くほど遠い場所まで辿り着いています。


🛠 解決策:明日から実践!「スタジオ成功アクション」

  1. 最初の5分で「今日の着地点」を確認する: 楽器を出す前に、「今日はセットリストの後半3曲を重点的に固める」など、全員で今日のゴールを唱和しましょう。これだけで集中力が違います。
  2. 「録音」を全員に即時共有する: 休憩中や帰り道に、スマホで撮った録音をすぐグループチャットに投げましょう。鉄は熱いうちに打て。記憶が鮮明なうちに聴き返すことが、上達の特急券です。
  3. 最後に「良かったこと」を1つずつ言う: 片付けをしながらでも構いません。「あのソロの入り、鳥肌立ったわ」「サビのリズムが安定してきたね」と、ポジティブなフィードバックで練習を締めくくります。

解決策のまとめ Entiqueでの3年間、私たちはこれを欠かさず続けてきました。調子が良い時も悪い時もありますが、この「型」があることで、常に前を向いて活動を続けることができています。あなたのバンドでも、まずは一つだけでいいので取り入れてみてください。

🎤 実体験:2時間の練習が「一生の思い出」に変わる時

サークル時代の私は、練習を「こなすもの」と考えていた時期がありました。でも、Entiqueでメンバーと意見を戦わせ、録音を聴き、少しずつ音が重なっていく過程を経験してからは、スタジオの2時間が人生で最もクリエイティブで、愛おしい時間に変わりました。 「ただの練習」「最高の作品作り」に変えられるのは、リーダーであるあなたの一歩から始まります。

かなたguitar
この記事を書いた人
かなた

インディーズバンド「Entique。」のギターボーカル。ギター歴は2年。BUMP OF CHICKENに憧れてギターを始める。バンドではオリジナル曲も制作し、ライブでも全てオリジナルの曲を披露しています!ロックサウンドと、現代人に向けた繊細な歌詞が特徴的なバンドです!

かなたをフォローする
バンド
シェアする
かなたをフォローする
タイトルとURLをコピーしました